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 さて今回の作業、いつもの儀式とも言うべきおが屑地獄の工程です。
鼻と目の痛みと匂いと戦う数時間ではあるんだけど、俺が一番好きで一番緊張する工程だ。


 さて前回の続きですが、これをやらなきゃ進まないという作業です。
DSCN1089_convert_20121212042217.jpg
平らな厚い板のいつものやつ「当て木つき紙やすり」で表裏の平面をきっちり出す。
いくらまっ平らに見えても、材木の表面は導管や木の膨らみ等で結構凸凹してるからね。
この作業をしてると、木は生き物なんだなと実感させられます。

 そしてトップ材を無駄なく採るために、原寸の型紙を準備。
DSCN1093_convert_20121212042906.jpg
見てお分かりの通り、斜め部分の線が2本になってますよね。
どうなるのかは後でのお楽しみです。
まあ普通の形じゃないとだけ言っておきましょうw

 で、この型紙を利用してトップ材を少し多きめにカットして、タイトボンドでバック材に貼り付けます。


 そこでちょっと脱線。

 タイトボンド、木工をやる人なら誰もが知っているであろうアメリカ生まれの木工用接着剤なのだが、自分はこのボンドについて随分誤った認識をしていたことを色々調べてて知ったんだ。
どういう事かと言うと、「乾けばカチカチに固まって、やすりがけが出来る木工用ボンド」っていう認識だったのだが、実は「人工的に合成された膠」だったことなんだ。(膠についてはこれを参考にしてください。)

 これを知ったことによって、今後の色々な作業の仕上がりや効率化が上がると見た。
だって、圧着した後からでも熱をかけて押さえれば接着不良を直せたり、さらに強力に接着出来る様になったってことだからね。
やはり知ることは力ですね。


 と言うことで、圧着後のトップ材にアイロンを当てて隅々まで押さえつけます。
DSCN1095_convert_20121212132952.jpg
あまり温度を上げないのがコツです。
焦げてしまわないように注意しながら、手早く確実に力をかけて滑らせます。
スチームは特別な事情がない限り使用しません。

 そして外周切削のための型板をビスを使ってしっかりと固定します。
DSCN1097_convert_20121212133423.jpg
この型板からはみ出した部分をルーターで薙ぎ払うわけです。
使用感のある型板ですね。
そうです、MASAさんのギターの時に作った型板なのですよ。
基本的に作った型板は、余程特殊な物でない限り大切に保管しています。

 まずは表側から1段階彫ります。
DSCN1098_convert_20121212133955.jpg
この作業を終えた時点で、完成後の外周が見えてくるので興奮物ですw
早く型板を外したい気持ちをぐっと堪えて・・・

 次は今彫った外周をガイドにして、残った裏側の外周を切削します。
で、型板を外すとこうなります。
DSCN1099_convert_20121212134423.jpg
やべー、既にかっこいい!
虎模様が凄いな。
指定では虎縞がもっと斜めになるはずだったのですが、これ以上斜めにしようとすると、尖った方のトップ材の幅が足りなくなって悲惨な事になるので、気持ち斜めに見える程度にしました。
この辺が天然素材の難しいところですね;;
模様・サイズ・色など、すべて人間の手の届かない自然が生み出した物ですからね。

 裏面はこんな感じです。
DSCN1100_convert_20121212135112.jpg
いいですね、トップとは対称に縦縞です。
「バック・ビュー・シャン」と言う言葉がありますが、美人は後姿も美しくなければいけないねw


 相変わらず小出しですが、ネタ温存っていう理由の他に、画像加工が結構手間がかかるんだよね><
最近PCの中身を総入れ替えして、データの置き場所とかも引越ししたんで、保存先忘れたりファイルを探したりでサクサク進みません;;
まあ気長に面倒見てあげてください。

 以上、その2でした。
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