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 今日の記事だけど、自分なりに研究してみた小技っぽいのも紹介してみようと思う。
もしここを見てる方でギター製作や木工なんかをやってる人が居たら、試しにやってみてほしい。
もう既に皆知ってて、「発見したーー!」なんて喜んでるのは俺だけかもしれないけど、やったことが無い人は是非是非^^


 さて今回は、塗装前のもっとも大事な作業である「下地作り」だ。
木材に限らず、鉄やプラスチックにも言えることなんだけど、この「下地作り」は塗装を綺麗に仕上げる事の8割を占めてるって言っても過言じゃないよ。
楽器に限らず、日曜大工とか模型やってる人も、塗装の基本はこれです。



 まずは木の表面を、木目の方向に沿って紙やすりで磨きます。
余程でこぼこしたものでもない限り、目の粗い物は使わない方がいいね。
目の細かい物はとにかく削れるのが遅くてイライラするけど、後で紙やすりで付けてしまった傷が消えなくて100倍イライラするよりは、今少しだけイライラしておくべきですねw

 紙やすりは240番から始め、400番で先のやすりの傷が消えるまで磨き上げます。
勿論当て木は絶対必要です。
後で後悔したくなければ、「砥ぎづらい」なんて言わないように!


 今回の表面の木材は「タモ」なので、導管(生きてる時の水分の通り道)が深いです。
導管の深い木材は、塗装をするとどんどん塗料を吸い込みます。
結果、何回塗っても表面はボコボコ、下手をすると吸い込んだ塗料のおかげでいつまでも生乾きになったり・・・。
その事態を防ぐために、導管に「との粉」と呼ばれる乾燥した泥を詰めてやります。

 で、ここから注目!普通はとの粉を水で溶いて使うのですが・・・、
CA3F0080_convert_20120519024901.jpg
今回はこのように水を使わずに粉のままで指で擦り込みました。

 こんな体験をした人は居ないかな?
「突き板を張った物にとの粉を塗ったら、との粉の水分のせいで突き板のボンドが溶けて浮いてきてしまった。」っていう。


 「でも水で溶かなかったら食い付き悪くて意味無いでしょ。」って言う人も居るだろな。
そこでこの少ない脳味噌で考えたのが・・・

 これだ!
CA3F0081_convert_20120519031501.jpg
水で溶いた物じゃ水分が多いってなら、霧吹きで必要最低限の水分を与えてやればいいではないか!
これだと突き板を留めてる木工用ボンドが侵される前に水分が乾いちゃうしね。
これが今回発見した小技です。


 で、との粉が濡れてる間に、導管に詰め込むように木目に沿って布で擦り込みます。
擦りこみ終わったら、完全に湿り気が無くなるまで乾燥させます。

 乾燥したら、当て木付き紙やすりで余分なとの粉を削り取ります。
CA3F0082_convert_20120519032714.jpg
これも400番位の目の細かい紙やすりで木目に沿ってです。
あまり力を入れずに優しくが重要です。
優しくしておくと女の子には好印象ですが、優し過ぎると「いい人」で終わってしまうので注意です。


 「あれ?」って思った人居るでしょ?
だってこれだと先日の写真とほとんど同じだもんね。

 実はとの粉には導管を埋めるっていう作用だけじゃなく、導管に色を入れるっていう作用もあるんだよ。
でもこの段階ではほとんど判らないから面白くないんだよね。
でもこれに透明な塗料を塗ると一気に木目が目立ってくるんだ。

 上塗り塗料の密着を良くし、更に塗料の吸い込みを抑える為にシーラーを吹きつけすると・・・
CA3F0084_convert_20120519033947.jpg
キタ━━━━ヽ(´ρ` )ノ━━━━!!!!派手過ぎだろこれw
めっちゃかっこいいじゃん^^
このギターは色付け無しのクリアー仕上げだから、これがほぼ完成後の木目だよ。


 しかしこの作業してて思ったんだけど、よく「木目を生かした落ち着いた雰囲気」なんてキャッチコピーを聞くけどさ、木目って実際はかなり派手なんだよね。
木目に限らず、天然の物って結構派手な物が多いような気がするよ。
魚とか鳥とかさ、うちの極未だってそうだしw


 以上、その5でした。
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