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 出ました・・・凝り性という病気が・・・。
実はこのギター、前回から進展があったのですが、K氏からのご希望もありまして、一度吹き終えた塗装をすべて剥がして下地からやり直してます。

 しかも・・・。
剥がしてしまったが最後、以前からどうしても気になっていたメーカーでの製造工程における不具合箇所が納得出来なくなり、その部分の補修もやりつつ作業を進めておりました。

 それがこれです。
DSCN1381_convert_20130529005016.jpg

DSCN1384_convert_20130529005104.jpg
スワンプアッシュという高級なギター用材を使っているのですが、この材木がまた導管の入り組み方が複雑で半端無いのです。
ちょっと雑に整形作業をすると、導管部分だけが不自然に凹んでしまうのです。

 メーカー出荷の塗装は、その凹んだ箇所の上にガチガチの塗料をパテの様に厚塗りしてから綺麗に整形した物だったので、下地まで塗装を剥がした事で凹んだ部分が露呈してしまったというわけです・・・。

 上の2枚の写真は、その凹んだ部分に材木と同じ色のウッドパテを盛り付けた所です。
これを完全に乾かしてからギター本来の綺麗な曲線に整形します。

 整形が済んだら、次は深い導管を埋めるために砥の粉を全体に塗ります。
DSCN1402_convert_20130529005816.jpg
物凄い厚化粧ですw
この状態だと、表面はガサガサです。
少しでも導管の奥まで入る様に、塗るのではなく塗りこむのです・・・・。
聞いたことある台詞だな。
このギターはきっと年齢を感じさせなくなりそうですw
○モホル○リン○ル・・・。

 乾いた砥の粉を目の細かい当て木付き紙ヤスリで木目に沿って削り落とします。
DSCN1403_convert_20130529005846.jpg
こうすることで、導管にだけ砥の粉が詰まった状態になります。
表面に付いた粉は乾いたウエスでやはり木目に沿って空拭きするのですが、今回のオーダーはセミオープンポア(導管が塞がった状態で、導管の凹みだけが目視出来る仕上げ)なので、きつめに空拭きして導管部分も少しだけ落とす様にします。

 そして一番下地になるウッドシーラーで地固めします。
DSCN1416_convert_20130529010233.jpg
いかがでしょう、導管にだけ白い砥の粉が残ってるでしょ。
気になって仕方の無かった不自然な凹みも修正出来ました^^

 次は天気の具合を見つつ、乳白色のラッカーを吹き付けする工程に入ります。
最近雨が多くて参るね;;
どうせ降るならさ、気温が下がった状態で降り続けて欲しいね。
意外な事に、雨が降り始めてからしばらく経ってる時って湿度がそんなでもないんだ。
むしろ今にも降りそうな時と、雨上がりで気温が上がり始めた頃が一番やばいです。


 以上、その4でした。
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