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 ボディの仕上げは済んでいるので、いよいよ色んなパーツを取り付けしていこうと思う。
ちなみにこの作業、俺にとっては一番ワクワクする場面であると同時に、一番嫌いな作業でもあります。
だってさ・・・・・失敗したらごまかせないんだぜ;
ホント・・・彫刻の世界ですよ・・・彫る削るだけ、増やせない盛れない。
精神を集中させて取り掛かりましょう!


 さて早速、ロングドリルで色んな配線穴を空けました。
DSCN1776_convert_20140322115519.jpg
長さ40センチもある6ミリ径のドリルでボディを縦断するようにトンネルを作ります。
これがまた何度やっても怖い!
進入角度がちょっとでもずれると、取り返しの付かないことに・・・。
ボーリングと同じですね、あれも手元が僅かずれるだけで、ピンに届く頃にはガーターですからね。

 ジャックプレート据付しました。
DSCN1778_convert_20140322115600.jpg
座繰りをタイトに作りすぎました><
この手のパーツってさ、規格が決まってるくせにメーカーによってかなりサイズにバラつきがあってさ、1個のサンプルを元に作った座繰りが全然合わないなんてことも多々あります。
今回も例の如く;;
で、木工品側をこれ以上いじりたくなかったので、ジャックプレート側を整形して収めました。

 ピックアップセレクターを仮留め。
DSCN1777_convert_20140322115540.jpg
いい感じに収まりました。
個人的にちょっと気になるのが長穴の切り口の色です。
ここは最終的に切り口だけ黒く塗装しようかと思ってます。
サイズと動作は完璧でした。

 ボリュームポッドを付けて・・・
DSCN1784_convert_20140322115735.jpg

 ボリュームノブを留めます。
DSCN1786_convert_20140322115752.jpg
バッチリセンター出てますよ。
ノブの落としこみとのクリアランスも丁度いい感じのタイトさです。

 パーツを載せてて感じたことがある。
素で見るとちょっと暗すぎる感じのボディーの赤ですが、黒のパーツが増えていくと、丁度いい感じのワインレッドに見えてくるんですね。
パーツも込みで「ギター」なんですね。
化粧と同じで、最後まで仕上がってみなければ判らないってことなんでしょうなぁ。

 裏面、電池ボックス取り付けです。
DSCN1779_convert_20140322115629.jpg
よし!綺麗に収まってます。
ここも欲を言えば、座繰りの中と立ち上がりだけ黒に塗りたいです。

 ここが怖い!ネックのジョイントワッシャー据付。
DSCN1783_convert_20140322115715.jpg
座繰りの周囲に着いた塗料を削って微調整しながら収まりを確認します。
遊びがありすぎるとネックの精度が狂いやすくなり、タイト過ぎるとちょっとした衝撃で塗装がめくれあがってきます。
ピッタリ収まったみたいです。

 蛇足かと思いましたが・・・・
DSCN1787_convert_20140322115818.jpg

DSCN1780_convert_20140322115654.jpg
今回乗せるピックアップはEMG社のアクティブタイプなのですが、取り付け説明書を見る限りアースの取り方が一切書いてませんでした。
アクティブはアース不要なのかな?配線音痴な俺に誰か教えてちょ;;
しかし一応いつでもパッシブピックアップに取替えが利くように、アース線は施工しておきました。
これ後からやるとなるとリスクが高すぎる大工事ですからね・・・・特にブリッジアースは。

 ネックポケットを微調整してネックを入れてみました。
DSCN1793_convert_20140322115834.jpg

DSCN1794_convert_20140322115850.jpg
ボディとの隙間は、左右全体でコピー用紙1枚分未満って感じです。
ネックの塗装の厚みを考えると、塗り終わって遊び無しな予感です。


 時間と共に完成の姿に近づいてきます。
しかし面白いデザインのギターですね。
ファイヤーバードにも似てるしモッキンバードにも似てる、布袋氏のテレキャスターにも見えるけどどれでもない。
ホント有りそうで無い、まさにオリジナルなギターに仕上がりました。
TaNaさんのデザインセンスの高さを改めて実感した次第です。


 以上その15でした。


 気付いてました?やはり全体像は写さないと言うw
はい、その通りです、出し惜しみしてますよ、大分写っちゃったけどね。
サプライズとワクワクドキドキは大切です!



 編集にて追伸:
アクティブピックアップの配線の件、地元の先輩職人さんから教えていただき、一つ知識が増えました。
パッシブと同じでやはり弦アースは必要なんですね。
改めて・・・アース線施工しといて良かった・・・・アセアセ;
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 ネックの工程もいよいよ大詰めです。
今回は塗装前の最後の下地仕上げです。

 さて早速行きましょう。

 サイドポジションを入れました。
DSCN1765_convert_20140322003436.jpg
5ミリしかないバインディングのセンターに3ミリ径のポジションを施工するのは毎度のことながら緊張します。
大手メーカーのギターでも、量産品なんかだと一直線に並んでない物とか結構ありますから、やはり難しい作業なのでしょうな。
暗闇でビカビカ光るルミインレイに、黒の縁取りが付いた物を使ってます。
こいつを当て木付き紙やすりで綺麗に均すのですが・・・・・均し終えた写真撮り忘れました><

 切りっ放しのフレット端をベベラーで削ります。
DSCN1767_convert_20140322003504.jpg
お手製ベベラーが大活躍してます。
これでバインディングの角が残り、かつフレット端が飛び出さないギリギリで止める様に斜めカットします。

 仕上がりはこんな感じ。
DSCN1768_convert_20140322003523.jpg
塗装前の段階ではこれで仕上がりです。
塗装後はここから更に手触りが良くなるようにフレットの切り口のバリを取り除きます。
ポジションマークが仕上がってるのも見えますね。

 色んな所の下地調整中です。
DSCN1769_convert_20140322003543.jpg

DSCN1771_convert_20140322003600.jpg
ネックの塗装はクリアのみなので、下地に付いた僅かな傷も見えてしまいます。
ですから、この工程は特に丁寧に傷が完全に見えなくなるまで行います。

 バインディングにはみ出た染料を削ってます。
DSCN1774_convert_20140322003617.jpg
デザインカッターの刃で、バインディングだけを狙ってカンナをかける様に削ります。
目がチカチカします。
老眼が始まってる我が目にとってはかなりの重労働です><
ああ・・・若かりし頃に戻りたい・・・・両目とも2.0近くあったあの頃に;;

 あとは塗装を待つばかりなのですが、何の祟りか未だ東北に居座る爆弾低気圧のおかげで何にもできねぇ。
普通ならもう春だぜ春。
なによこの気温・・・・そして積もってる雪は!


 以上、その14でした。
秒読みになってきましたねー。
 最近はサイン屋の仕事で山形県天童市によく出張します。

 そこで、ちょっと思ったことがある。
こんな知名度の低いブログでも、もしかしたら見に来てくれてる山形県の人がいるかもしれない。
ましてや数百人ほどが集まって作業してる現場だから、もしかしたら読者の方とすれ違ったりしてるかもしれない。
そう考えると、大人数が集まる現場は夢があっていいねw

 ちなみに、出没箇所は山形県天童市にもうじきオープンするイオンモール天童店です。
次の現場入りは3月14・15日の2日間です。
専門店側で、サイン工事かシール貼りしてる、黒い腰道具と黒いバンダナキャップを付けた骸骨みたいな野郎が居たら、それはきっと俺です。

 オープンまであと僅か。
がんばるぞ!
 引き続き製作日記です。
書けるうちにいくつでもってやつです。


 さて、前回の工程でネック裏のシェイピングは完成しましたので、お次はネックの表側の色々となります。
ここいら辺から寸法がかなりシビアになってきますし、まして目立つ所なので収まりにも細心の注意です。

 まずはロックナットの収まる段差を加工。
DSCN1754_convert_20140302172055.jpg
ここは以前は昇降盤の刃で深さを決めて幾度も刃を通してからヤスリで仕上げてた箇所なんですが、今回からは専用の冶具を作ったのでルーターで削りました。
ルーターだといきなり仕上げクオリティになるので良いですね。
入り隅の直角もバッチリです。

 部品を乗せて寸法チェック。
DSCN1755_convert_20140302172140.jpg
ピッタリです。
少なくもなく、多くもなく、こういう仕上がりはホッとすると同時に気持ち良いですよ。
赤に黒パーツって独特の派手さがあっていいですね。

 ペグ穴の確認のため、現物を入れてみました。
DSCN1756_convert_20140302172214.jpg

DSCN1758_convert_20140302172416.jpg
取り付けラインに曲がりもなく、綺麗に収まりました。
しかし良いパーツ送ってくるなぁ。
こんな高いヤツ俺は一度も付けたことないぞ・・・。
なんでもこれ、ゴトー社の特許の弦巻きポストの高さが個々で変えれる仕様らしく、構造を見て「ほー@@」って感心。
これだと各弦のテンションを好みに応じて変えることも出来ますね。
赤黒白、面構えがいいねぇ^^

 フレットを加工してます。
DSCN1760_convert_20140302172459.jpg
今回もバインディング指板仕様なので、フレットのタングを少し欠かなければなりません。
食い切で荒切してから目の細かいダイヤモンドヤスリでバリを取ります。
この作業を24本分です。
ギターに24フレット以上ある仕様の物が少ないのは、きっと握力の限界があるからなんじゃないかと思ってしまった。

 フレット打ち込み終了。
DSCN1764_convert_20140302173525.jpg
おお、かなりそれっぽくなってきましたね。
やっぱこの光物が付いてて始めてギターでしょうw
打ち込む時に、ネックがぶっ壊れるんじゃないかといつもヒヤヒヤ物です。

 今回はここまでです。


 次はいつ書けるかなぁ。
3日後にまた出張でしばらく帰ってこられなくなりそうです。
なんでも、現在全国的に職人不足なのだそうで、建築系の仕事を大なり小なり出来る人は、いろんな所に引っ張られます。
次は近くて遠い町、お隣の山形県に出かけて参ります。


 以上、その13でした。
 かなりしばらく振りの更新です。
現場仕事の合間を見つけては地道に進めてます。

では早速前回の続きを。


 ネックのシェイピングに取り掛かってます。
DSCN1731_convert_20140302163423.jpg
作業台にネックをクランプでくくりつけて、いつものノコヤスリでジョリジョリいきます。
もちろん荒削りですが、この段階である程度完成の形まで持って行きます。

 ボリュートもこんな感じまで形を作ってしまいます。
DSCN1733_convert_20140302163453.jpg
だいぶそれっぽくなってきましたね。
荒いヤスリでここまでやっておくと、後の作業が大分楽になります。

 ヒール側も同じく。
DSCN1734_convert_20140302163513.jpg
今回のネックジョイントは、出来るだけヒール部分を丸く落とす仕様なので、それに合わせてジョイントラインギリギリまで肉を落としました。

 荒削りが終わったら、次はカンナをかけます。
DSCN1735_convert_20140302163534.jpg
お気づきでしょうか?
カンナとは言うものの、使ってる道具はただのカッターの刃です。
色々試してみましたが、しなり具合といい、適度な切れなさ加減といい、こいつが一番使いやすいですね。
おがくずもちゃんと削り節状になってます。

 カンナをかけた後です。
DSCN1736_convert_20140302163602.jpg
だいぶバサバサ感が消えました。
この後もう少しカンナがけしました。
ここまで出来たら次は紙やすりでひたすらフリーハンドで仕上げていきます。
もちろん指板の角等の直線でなければ駄目な所は当て板付けて削らなきゃ駄目ですよ。

 で、紙やすり終了。
DSCN1737_convert_20140302163626.jpg

DSCN1738_convert_20140302163641.jpg
滑らかになりました。
写真で見るとたったの1工程ですが、実は紙やすりが一番時間かかるところです。
この状態でシェイピングが決まってしまいますからね。
ギタリストにとって、ネックの握り心地ってのはかなり重要な所であり、プレイ面での好みの個人差が一番出る所ですからね。

 ちなみにネックの厚みはこんな感じです。
DSCN1729_convert_20140302170727.jpg
1フレットで18.5ミリ。

DSCN1730_convert_20140302170746.jpg
ヒール直近で23ミリです。
TaNaさんの好みで、シェイプはジャクソン社とアイバニーズ社を足して2で割ったようなちょっと平たい感じになってます。

 今回はここまでです。


 以上、その12でした。

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